ルール
盛り上げるだけでは、いつか釣れなくなる
マゴチは稚魚放流のない、天然資源だけの魚です。市場を伸ばす「攻め」と、資源を守る「守り」は必ずセットで考えます。

教訓
浜名湖で起きたこと
ボトムワインドの流行で釣り圧が急増し、かつての好釣り場で魚影が激減しました。「ブームが資源を刈り取る」というリスクは、想像ではなく現実に起きています。
手本
オーストラリア
サイズ制限と持ち帰り上限が法制化され、今も1m超が残るフィールドと食文化が両立しています。日本には同じ法制度がありません。だから「マナーの良さ×大会発の文化づくり」で同じ姿を目指します。
資源保護
持ち帰れるのは、45〜59cm だけ
0–100 cm / band 45–59
このルールは定規の上の帯です。だから定規で示します。
01持ち帰りは1人2本まで
「食卓には1〜2本で十分」を文化にしたいと考えています。それ以上は、海に残します。
0245cm以下はリリース
これから育つ未来の魚を守ります。マゴチの成長は40cm台でほぼ止まるため、45cm未満はまだ若い個体です。
0360cm以上もリリース
次世代を生む10年級の親魚を守ります。大型を持ち帰らないことが、このフィールドの将来を決めます。
04デジタルウェイイン方式
船上で船長が計測・記録し、その場で即リリース。生簀での搬送や会場での検量は行わず、魚へのダメージを最小化します。
「大きい魚を逃がすのが、かっこいい」——その価値観を、この大会から発信します。
根拠
60cm超は「10年生き延びた、選ばれた一匹」
45〜59cmのみ持ち帰り可とする本大会のルールは、若魚と大型の親魚を同時に守るスロットリミットとして、科学的にも機能しています。
- 約48.8cm
- 平均到達体長
- 9歳
- 50cm以上の年齢中央値
- 8〜15歳
- 60cm級の年齢
マゴチの成長は40cm台でほぼ止まります。45cm未満はまだ育ちきっていない個体です。
4〜16歳に分布。50cmを超える個体は、すでに長く生き延びてきた魚です。
過半が11歳以上。一度釣り切ってしまえば、回復には10年単位の時間がかかります。
データ:仙台湾産マゴチ553個体の耳石年齢査定(東北大学大学院の研究使用データ)。
ルールはデータに基づき、毎年見直します。
競技
本気で勝ちたい人も、初めての1匹も
メイン競技 — マゴチ上位3本の合計体長
入賞は8位まで。同点の場合は本数、次にベストサイズで順位を決定します。
チーム賞
同船メンバーがそのまま1チーム。各選手の最大魚の平均サイズで競います(0本は30cm換算)。
サブ賞
メイン競技以外の設計思想は「全員にチャンスがあり、最後の1投まで楽しめる」ことです。3本揃わなくても狙える賞を用意しています。
- ビッグワン賞確定当日の最大魚1本。一発逆転の夢。
- ゾロ目賞確定44.4cmなどゾロ目サイズで獲得。実力ではなくサイズ運。
- ファースト/ラストキャッチ賞候補当日最初の1匹、納竿間際の1匹。
- シークレットサイズ賞候補運営が事前に封印したサイズにもっとも近い1匹。完全に運で、最後まで誰にもわかりません。
- お楽しみ抽選会候補釣果に関係なく全員が対象。協賛賞品が当たります。
※「候補」の賞は調整中です。協賛賞品と組み合わせたオリジナル賞のご相談も歓迎しています。